日本維新の会は14日国会内で開いた会見で、柿沢未途氏の辞職に伴う衆院東京15区補欠選挙(4月28日投開票)に金澤ゆい氏を擁立すると発表した。

 同補選をめぐっては国民民主党が元フリーアナウンサー、外資系ITコンサルティング会社に勤務した経験のある高橋茉莉氏、日本共産党からは同党東京都委員、江東区地区委員長の小堤東氏が立候補。自民党、公明党、立憲民主党、都民ファーストの会はまだ候補者を発表していない状況だ。

 選対委員長を務める藤田文武幹事長は「東京15区補欠選挙が決まりまして、支部長を務め、前回の選挙で惜しくも敗れましたが、その後もずっと地元活動を継続してきました金澤ゆい氏を擁立することで、これから戦いの準備に入りたいと思っております」としたうえで同選挙についてこう語った。

「江東区はいま〝政治とカネ〟の問題が国会でも大きく取りざたされておりますが、それ以前からですね、政治とカネ、また古い体質が問題になってきた象徴的な選挙区の1つ。衆議院議員が逮捕され、そして区長選挙でもひと悶着があったというところでありまして、そういう政治風土を浄化していく一新していくということが、我われ日本維新の会としての使命でもあります。地元に根付いて活動してきた金澤ゆいさんを旗頭に政治を変えていく、ぜひ、やれる選挙にしたいと思っています」

 同党総務会長で、東京維新の会代表の柳ヶ瀬裕文参院議員は「(補選は)政治とカネの問題が大きな争点だろうというふうに思います。江東区では(IR事業をめぐる汚職事件で収賄などの罪に問われた)秋本司さん、そして(区長の)木村弥生さん、今回の柿沢未途さん、有権者のみなさんは本当にあきれていると思います。今こそ政治の刷新を求めている。そこにしがらみのない維新の会が応対していくと。十分に勝機がある考えています」と語った。