立憲民主党の辻元清美代表代行は15日、東京・港区のJR品川駅港南口で街頭演説会を開催。自民党〝政治とカネ〟の問題について言及した。

 同党の斎藤嘉隆参院国対委員長はこの日、自民党の石井準一参院国対委員長と会談した際、来週にも自民派閥裏金事件をめぐる問題で、参院政治倫理審査会を開くよう申し入れた。

 辻元氏は聴衆を前に「皆さんね、野党しっかりせいよ、と思っていると思います。でもね、ハッキリ言って悪いのは自民党ですよ。私はね、一番嫌なのはね、自民党がいっぱい大きな悪いことをやっているのにね、『野党がしっかりせいへんからや!』と言われるのが一番つらいんですよ。私らもしっかり頑張りますんで、野党を今までより、ちょっとだけ応援してもらえませんか」と訴えた。

 国会は自民派閥の裏金事件を受け、与野党間で「連座制」導入などの政治資金規正法改正の議論が起きている。

 辻元氏は「私たちは(同改正に)連座制を入れようと言っているんです。これは自民党以外の政党は全員が賛成なんです。自民党だけが『秘書が、秘書が』と言うように連座制の導入に反対しています。この法律を改正して今国会で入れていきたい。立憲の法律改正の中身は何年間も机の中に『2000万円を隠していました、入れていました』というのが通用しないように一定期間、現金などをきちんと報告せずに保管していた場合は、罪が問われるよう規制をかけようという案を出しています」と言葉に力を込めた。

 同党は先月26日の両院議員総会で辻元氏を新しい代表代行に決めた。この日の演説会では、支持者や仕事帰りのサラリーマンたちの前で就任報告を行った。

「泉健太さん、ちょっと若くて経験が少ないからね、私はですね、〝ささやき女将〟のようにね、横からですね、『泉健太しっかりせいよ』と言っています」と辻元氏は話し、笑いを誘っていた。