競泳女子で東京五輪2冠の大橋悠依(28=イトマン東進)が、パリ五輪選考会(3月17日~24日)に向けて調子を上げている。

 コナミオープン最終日(18日、東京アクアティクスセンター)の200メートル個人メドレーで2分10秒07の好タイムをマークし、松本信歩(東京ドーム)と同着で優勝した。大橋は「タイム的には東京五輪が終わってから一番早い」と好感触を口にした。

 初日の17日に行われた同種目の400メートル決勝では積極的な泳ぎも後半に失速し、3位に終わった。レース後には、前日本代表ヘッドコーチ(HC)の平井伯昌氏(60)からアドバイスをもらったという。「連絡は結構頻繁にとっている。『予選で流しても、決勝で(タイムは)そんなに上がらないから、どういうテーマを持つかを決めたほうがいい』と。(平井氏からの連絡は)やっぱり安心する。思った通りのレースができた」と笑顔を見せた。

 大橋は当初パリ五輪は200メートルに専念する意向を示していたが、400メートルに再挑戦することも明言。「(パリ五輪選考会では)200が最終日。周りが決まる中でその種目を迎えるのは怖いという気持ちがある。400をやることで、200につながるということもある」とその意図を明かした。

 パリ五輪の200メートル出場枠は2つ。同着Vの松本、急成長を見せる成田実生(金町SC)との三つどもえ決戦となる。「東京五輪の選考会の時とは立ち位置が違う。優勝はもちろんいいことだけど、なんとか滑り込むという意識も大事になる」と激しい争いを勝ち抜く覚悟を示した。