女子プロレス「スターダム」のワンダー王者・安納サオリ(33)が、〝闇の黒虎〟スターライト・キッドを退け初防衛に成功した。

 2人は4日のエディオンアリーナ大阪第1競技場大会で激突。試合が始まると壮絶なエルボー合戦で火花を散らし、その激しさは場外乱闘にまで発展した。

 リングに戻るとキッドにキッチャーマンを連発され苦戦する王者。さらに黒虎脚殺で捕まりピンチを迎えたが、ムーンサルトプレスを回避し関節技で勝負に出た。

 だが、15分過ぎても勢いが止まらないキッドからロコモーション式タイガースープレックス3連発を受けた王者は、意識をもうろうとさせた。それでも立ち上がると得意のタンタンドルで流れを一気に引き寄せる。キッドのモモ★ラッチを切り返すと、最後はジャパニーズオーシャンスープレックスで3カウントを奪った。

挑戦者スターライト・キッド(右)と手を合わせる安納サオリ
挑戦者スターライト・キッド(右)と手を合わせる安納サオリ

 試合後、セコンドに就いていた同じ「コズミック・エンジェルズ(CA)」のリーダーで元ワンダー王者の中野たむにベルトを巻かれリングを後に。バックステージで安納は「正直、今日どんなキッドが出てくるのか分かんなかったから、戦うのが怖かった。でも、戦ってよかった。あんなすごいのが同期で誇りに思う。いつも刺激をありがとう」と挑戦者をたたえた。

 すると、4か月ぶりに復帰した中野から「防衛おめでとう。ただいま。CAを守ってくれて、ありがとう。サオリちゃん、あのね…。また今度言う」と意味深な言葉をかけられた安納は「たむ、言いたいことは一つだけ。ずっとじゃなくていいからさ、まだまだ一緒にいてよ」と、これまた意味深なラブコールで返答した。