フィギュアスケート女子の千葉百音(木下アカデミー)は〝昨季の自分〟を超えてきた。
2日に行われた四大陸選手権(中国・上海)のフリーでは、五輪2大会連続出場の鈴木明子氏に振り付けの指導を受けた「海の上のピアニスト」の曲調に合わせ、冒頭の3回転フリップ―3回転トーループの連続ジャンプを着氷。出来栄え点(GOE)で1・21点の加点を引き出すと、その後も安定した演技で観衆を魅了した。143・88点をマークし、合計214・98点で初優勝。「今できる一番の演技ができてうれしい」と声を弾ませた。
前回大会では銅メダルを獲得。メダリストとして挑んだ今大会は「気負わずにやるべき演技、ジャンプをこなそうと集中して取り組んできた」。2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を見据える中での頂点取りには「シニアの主要大会で優勝することができて非常にうれしい」としながらも、現状には満足していない。
千葉は同じ宮城・仙台市出身で五輪2連覇の羽生結弦(29)を「憧れの存在」と口にする。さらなる飛躍を目指す上で「スケーティングスキル、スピン、ジャンプ、全てにおいてまだまだ。少しは自分のよさを表現できるようになったが、本当にこれからだと思う。もっともっとレベルアップしていけるように。今はスタートダッシュの一歩にすぎない」と大先輩の背中を追いかけていく構えだ。
また、渡辺倫果(TOKIOインカラミ・法大)は134・95点、合計202・17点で3位、三原舞依(シスメックス)は118・89点、合計184・07点で7位だった。












