新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也(41)が、〝ホーム〟広島に凱旋を果たした。

 新日本は27、28日の2日間にわたって広島・ボートレース宮島とのコラボイベントを開催。レスラーとタレントのトークショーに加え、ボートレース場に特設されたリングで全3試合が行われた。

 内藤はこの日の2試合目でBUSHIと組み、海野翔太、ボルチン・オレッグ組と対戦。広島カープをこよなく愛し、広島を「ホーム」と呼ぶIWGP世界王者が姿を現すと、850人が集まった会場からは大きな「内藤」コールが巻き起こった。

 ボルチンを孤立させた内藤は、BUSHIとの連係で低空ドロップキックを発射。逆エビ固めでギブアップを迫っていく。粘るボルチンにフロントスープレックスの反撃を許したが、カミカゼを回避すると、手首をつかんでエルボーを打ち込んだ。さらに攻め手を緩めず、BUSHIとの合体式スイングDDTを発射。そのまま再び逆エビ固めに捕獲し、最後は逆片エビ固めに移行してギブアップを奪った。

ボートレース宮島で、BUSHI(左)と勝ち名乗りを受ける内藤
ボートレース宮島で、BUSHI(左)と勝ち名乗りを受ける内藤

 試合後は「俺にとって初めての宮島での試合。まあでも宮島も広島県なわけで、行ってみれば俺のホームですよ。このホーム・広島にチャンピオンとして戻って来れてうれしいし、特に今日は普段プロレスを見ない、ボートレースを見に来てるお客さまも、この会場内にいる。そういうお客さまに内藤哲也のプロレス、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのプロレスをお見せすることができてよかったなと」と満足げな表情を浮かべた。

 2023年4月デビューのボルチンとはこの日が初対決だった。「新日本プロレスが期待している選手なんでしょう? 可能性は感じましたよ。何なら、今度、札幌(2月24日)でタイトルマッチをする、そして普段まったくしゃべらないSANADAよりも俺は可能性を感じましたよ」と、わざわざV1戦の挑戦者を引き合いに出しつつ評価。

「彼が俺とタイトルマッチをするところに来るには、まだ時間がかかるでしょう。その時を楽しみにしてるけど…でも、彼にも俺にも時間には限りがあるわけで、そこはノー・トランキーロ。焦ったほうがいいぜ。そして早く上がって来いよ」とゲキを飛ばしていた。