新日本プロレス23日後楽園ホール大会で、IWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードが金丸義信(47)の挑戦を退け初防衛に成功した。
鈴木軍時代の同門にして、現在は「ハウス・オブ・トーチャー」で悪の限りを尽くす金丸との王座戦は、やはり大荒れの展開となった。デスペラードが金丸をヌメロ・ドスに捕らえると、H.O.TはSHO、成田蓮、高橋裕二郎の3人が登場。棚橋弘至と海野翔太が助太刀に現れ介入を許さなかったものの、試合の流れは金丸に傾いていく。
さらにハイレベルな切り返し合戦から再びデスペラードがヌメロ・ドスに捕獲すると、今度はEVILとディック東郷が試合に介入。しかし本隊からはタマ・トンガが姿を現し、H.O.Tの好きにはさせない。デスペラードとタマの合体技マジックキラーでEVILを排除することに成功する。ウイスキー噴射も阻止したデスペラードは、粘る金丸のタッチアウトを切り返すとついにヌメロ・ドスでギブアップを奪った。
ラフファイトとベテランの妙味に大苦戦を強いられたデスペラードは「やっぱりすごいね」と挑戦者を認めつつ、勝利をアシストしてくれたタマに感謝。「タマは昔…これは前世の記憶ですが一緒に道場で怒られながら一生懸命やってよ。アイツと(バッドラック)ファレが酒飲みたいって言うから等々力の大吉行って、終わってからも酒が足りねえって駅前のスリーエフでしこたま氷結買って。できあがりすぎて、降りた踏切の中に飛び込もうとしたアイツを、俺がぶん殴って止めたんだ。今日、その借りを返してもらったよ。ありがとうな、タマ。愛してるぞ」と、心温まる(?)エピソードを明かした。
一方で今シリーズパートナーを務めていたマスター・ワトは、左膝前十字靭帯を断裂し長期欠場が確実。デスペラードは「帰ってくるまで時間がかかる。焦るでしょう。それがどうした。俺は全部合わせたら相当休んでるからな。別に焦る必要はない、ゆっくり治してこい」とエールを送ると「これからきっちりベルト持った俺がジュニア引っ張っていくよ」と大会を締めくくった。
ところがH.O.Tはどこまでも粘着質だった。バックステージでデスペラードがコメントしていると、SHOが乱入。ベルトで殴打されたことで遺恨がさらに深まり、V2戦での対決が浮上した。













