アジアカップ(カタール)1次リーグ初戦のベトナム戦で大苦戦を強いられた森保ジャパンの〝欠陥〟を、韓国メディアが次々と指摘した。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング17位の日本は、2002年日韓W杯で日本を16強に導いたフィリップ・トルシエ監督率いる同94位のベトナムと対戦。下馬評では日本の圧倒的有利だったが、1―0から前半16分、33分と立て続けにセットプレーから失点して逆転を許すなどまさかの展開となった。

 その後に逆転して4―2と勝利を収めたが、日本の苦戦に注目したのが宿敵韓国のメディアだ。今大会で64年ぶりの優勝を目指す韓国は、打倒日本を掲げており、ベトナム戦が攻略のカギになると分析した。

 韓国紙「スポーツ東亜」は「日本はサイドの守備で弱点を見せた。ベトナム戦で背後空間を多く突かれた日本は、速いスピードのベトナム攻撃陣を防ぐのに苦戦した」と指摘。韓国戦を想定して「背後の突破に優れたFW孫興民(ソン・フンミン=トットナム)とFW黄喜燦(ファン・ヒチャン=ウルバーハンプトン)が自信を持つほどの場面だった。日本を必ず破らなければならない韓国に良いお手本となった試合だ」と韓国が誇る両ストライカーを日本の守備陣は止められないと予想した。

 また同国メディア「ISプラス」は「セットプレーだけで2ゴールを決められた日本は大きな弱点を見せた。空中戦がアキレス腱であることはベトナム戦で如実に明らかになった」「GKの競争力も落ちるという評価だ。ベトナム戦のゴールを守った21歳のGK鈴木彩艶(シントトロイデン)は、ベトナムを相手にお粗末なボール処理で失点した」と日本の〝欠陥〟を次々と挙げた。

 アジア王座奪還を狙う日韓両国で情報戦が過熱している。