第102回全国高校サッカー選手権決勝の青森山田(青森)―近江(滋賀)が8日に国立競技場で行われ、酷使が続き懸念されているピッチ状態に大きな注目が集まった。
昨年は国立でJリーグの試合が多く開催され、暖冬で冬芝が生育しにくい状況に。さらに冬場を迎えてサッカーやラグビーの試合が過密日程で開催され、ボコボコに荒れた芝の状態が物議を醸しており、昨年12月9日の天皇杯決勝では川崎のDF山根視来が「とにかく土が多かったので、ロングボールすらまともに蹴れないグラウンド状況」と悲鳴を上げ、視察した日本代表の森保一監督も「グラウンドはいい状態ではないと思った」と指摘した。
その後も国立の過密日程は続き、年明けからは酷使が加速。1日の森保ジャパンのタイ戦を皮切り、2日は全国大学ラグビー選手権の準決勝で2試合、6日は全国高校サッカー選手権の準決勝で2試合、そしてこの日の決勝と8日間で6試合と超過密日程になっている。
そのため、この日の決勝は試合開始からピッチ状態の悪さが目立ち、「X」(旧ツイッター)では「国立の芝」が「日本のトレンド」ワードになるなど話題が沸騰。ファンからは「国立の芝荒れすぎじゃない?」「それぞれの学校のグラウンドのがまだマシなのでは?」「高校サッカー決勝ですが、国立の芝はもう限界ですね サッカーとラグビーを同一会場でやるのは無理がある(中略)国立競技場なんだから、収益ばかり気にするのは浅ましいよ」と〝劣悪ピッチ〟が注目の的になった。
さらに「新国立の芝ボロボロで選手が怪我しないか心配だ」と選手の負傷を懸念する声や、「国が大金使ったからと言ってサッカー協会に使え使えとプレッシャーをかけて使いまくった結果芝がこの有様というのは…」と運営の問題を指摘する意見も出ている。
日本トップのスタジアムであるはずの国立のピッチがこのままでは、世界から笑いものになりかねない。早急な対策が求められそうだ。












