ボクシングのWBA・WBCライトフライ級統一王者の寺地拳四朗(32=BMB)が13日、都内の三迫ジムで、挑戦者のWBA同級1位・WBC同級2位カルロス・カニサレス(30=ベネズエラ)を迎え撃つ2団体王座防衛戦(23日、エディオンアリーナ大阪)へ向けた練習を公開。前日にWBC同級王座を15度防衛した韓国の張正九氏と対面し、具志堅用高氏が持つ同一階級世界戦14勝の日本最多記録に並ぶことに意欲を示した。

 この日は試合前最後のスパーリングを3ラウンド行い、圧倒的な内容を見せつけた拳四朗。カニサレスは小西怜弥と木村翔に勝利し、田口良一と引き分けと、日本人に無敗の実力者だが、「全然勝てる自信はある」と余裕を漂わせた。

 勝利すれば、ライトフライ級世界戦14勝目で、同級王座を13度連続防衛した具志堅氏に並ぶ。拳四朗は以前に具志堅氏の連続防衛記録更新を目標に掲げていたものの、WBC同級王座V9戦で矢吹正道(緑)に敗れて頓挫した。だが、リマッチで王座奪回し、これまでWBCを3度、WBAを2度防衛。今回、連続ではないものの具志堅氏の記録に並ぶチャンスが訪れ、「意識はしてなかったですけど、そこはいきたいですね」と腕をさすった。

 前日12日には、後楽園ホールの興行に来場していた張氏とツーショット写真を撮り、X(旧ツイッター)に投稿。張氏はWBCライトフライ級王座のベルトに顔写真が飾られているレジェンドであり、「あの人がベルトの人かと思って、お願いして撮ってもらいました。うわーってなりましたよ」と力をもらった様子。日韓のレジェンドに肩を並べることができるか。