ボクシングイベント「LIVE BOXING 5」(18日、東京・有明アリーナ)で、世界王座の防衛を果たした寺地拳四朗(31=BMB)と中谷潤人(25=MT)が、それぞれ今後への意気込みを語った。

 WBC&WBA世界ライトフライ級統一王者の拳四朗は、ミニマム級とライトフライ級で元2階級制覇王者のヘッキー・ブドラー(南アフリカ)を9RTKOで下し防衛に成功。一夜明けたこの日、会見に臨み「タフで強くて、なかなか倒せずKO勝利を諦めかけた時もあったんですけど、そこでセコンドの声でスイッチも切り替えられてKOできたのもいい収穫だなと思います」と振り返る。今後の目標を問われると「とりあえず3団体統一。そして4団体制覇というのをとりあえず目標にしているので、それを叶えたいなというのが気持ちなので、来年それをやっていきたいです」と力強く話した。

 また、WBO世界スーパーフライ級王者・中谷は同級6位アルヒ・コルテス(メキシコ)に判定勝ちで防衛。今後に向けて「上に上げていくところを見すえて。スーパーフライ級もキツくはなってきているので、上げていきたいところではあるんですけど、こればっかりは自分の体と相談しながらというのがあるので。まだ分からないですがすぐに上げていきたいというのはあります」とさらなる階級アップに意欲を見せていた。