立憲民主党の野田佳彦元首相(66)が10日、TOKYO FM「馬渕・渡辺のビジトピ!」収録に臨んだ。パーソナリティーを務める経済アナリスト・馬渕磨理子氏、消費経済アナリスト・渡辺広明氏からの質問に答えた。
自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件が現職議員の逮捕にまで発展し、政界を揺るがす中、渡辺氏は「結局、裏金は何に使うんですか?」と単刀直入に質問。
これに野田元首相は「政治にお金をかけすぎていることが前提としてあると思う」と前置きした上で、「(私の)予想ですけど、領収書書かなくていいよ。地方議員に配るとか、組織対策費的にやった。場合によっては遊びに使った人もいるかもしれない」と推測した。さらに「派閥を肯定的に認める人たちは政策集団というが、金策集団になってるとしか思えない」と自民党に苦言をていした。
野田元首相といえば、昨年11月の衆院予算委員会で、世襲議員の多い自民党に対し「ルパンだって三世までだ」と皮肉を込めて答弁したことが話題となった。
馬渕氏がこの話題に触れると、野田元首相は「議員宿舎に行くと、多くの子弟がいる。東京暮らしで東京育ちじゃ、地方の多様な声なんて聞こえない。安倍(晋三)さんだって成蹊学園でしょ、岸田さんだって開成、早稲田で全部が広島じゃないんですよ。広島でも山口でももっと有為な人材がいるはずなんですね」と指摘して、世襲の弊害を訴えた。
1996年に小選挙区制が導入されて以降の首相のうち、世襲でないのは菅直人氏、野田佳彦氏、菅義偉氏の3人だけで、自民党に限れば菅氏しかいない。
番組ではこのほかに能登半島地震の政府対応について、2024年の経済について3人がさかんにトーク。「馬渕・渡辺のビジトピ!」は1月14日午前6時から放送される(放送後1週間はradikoタイムフリーで聴取可能)。












