新日本プロレス4日東京ドーム大会でIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム(34)に挑戦するエル・デスペラードが、ジュニア頂上決戦へ秘める思いを明かした。

 新日ジュニアをけん引し続けるデスペラードとヒロムは昨年、他団体にも積極的に参戦し業界を活性化させた。デスペラードは「戦いを通じて己の魂を磨くことと言っちゃうとカッコつけすぎですが、正直私と高橋ヒロム選手は去年1年間、戦いというものを新日本ジュニアの中では先頭を突っ走ってた自信が(ある)。やるべきこともやってきたし、全力で走り抜けてきたつもりです」と豪語。年間最大興行での対決に「今の新日本プロレスのトップで走ってる…まあジュニアディビジョンですが、2人が戦う以上、最高の試合ができるんじゃないかと自分は思ってます。その結果、自分がベルトを持つ」と自信をのぞかせた。

 IWGPジュニアのベルトを巻いたことがなかった時期には「高橋ヒロムから引っぱがして、初防衛の相手はドラゴン・リーだ」と発言してきた。ドラゴン・リーは現在世界最大団体のWWEに所属しているため早期対戦は困難な状況にある。それでもデスペラードは「確かに今ドラゴン・リーとやるのはちょっと難しい。ですがこの業界、1日たてば何があるか分かりません。やりたいことは言い続けます。俺は高橋ヒロムからベルトを引っぱがして、ドラゴン・リーと防衛戦をやります。明日はそのための大事な大事なタイトルマッチだと思ってます」と力強く言い切った。

 これに対しヒロムは「デスペラード、ドラゴン・リーは俺のものだ」と対抗心を燃やしつつ「今回で8回目の防衛戦。さあヒート選手、見てますか、聞いてますか。あなたの持つ防衛11という偉大なる記録、ついに俺は今年破ってみせます。新日本プロレスに今いる人間が破らないといけないと思ってます」と、同王座の最多連続防衛記録更新へ意欲。「俺はヒロムとデスペラードが戦うのであればメインイベントというのはどうしてもこだわりたい部分です。東京ドームという一番多くの人が見ている、そのメインイベントに立ってこそ、世間にアピールできるんじゃないかなと。それを俺とデスペラードならできると思ってるんです。俺はそれはいずれやりたいと思っています。だから今回、ヒロムとデスペラードをメイン以外で見るのはこれが最後ですよとハッキリ言っておきます。その上で俺が勝ちます」と、将来的にはこの対決で東京ドームのメインを務める青写真も明かした。

 さらにヒロムは「あと一つだけちゃんと教えてくれ。デスペラード、お前の目ん玉は大丈夫だろうな?」と質問。昨年11月に複視症状に悩まされてきた左目の手術を行ったデスペラードが「なぜか二重になるというおまけつきで100%だ」と答えると、ヒロムは「最高だ。楽しもうぜ」と大一番へ目を輝かせていた。