大みそかの格闘技イベント「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)で、総合格闘技(MMA)デビューの〝世界の田中〟こと皇治(34)がサッカー元日本代表FW三浦知良(オリベイレンセ)の次男・三浦孝太(21)に2ラウンド59秒、予告通りのサッカーボールキックでKO勝ちした。
柔術着に白帯を巻き、セコンドの青木真也らを従えて入場した皇治は、ゴングが鳴ると序盤は慎重に距離を取ってパンチを放ち、孝太からはローキックなどを返される。しかし終盤に左ミドルを腹に打ち込んでヒザを突かせると鉄槌で追撃してダメージを与えることに成功した。
さらに2Rは開始すぐに孝太の放ったタックルを切ることに成功。上をとるとそこからヒジとパウンドを振り下ろし、最後はマットに背を付けた孝太の頭部をサッカーボールキックで蹴り抜き、レフェリーからTKO勝ちが告げられた。
リング上で歓喜の咆哮を上げる皇治をセコンドとスーパー・ササダンゴ・マシンのような謎のマスクマンが祝福。マスクマンには目もくれずマイクを持った皇治は「ちょっとステロイドを打ったらこんな感じなっちゃうよな。木村ミノル、せこいなこんなん、ナンボでも倒せるわ」とうそぶいてウケを狙う。予告していた通りのサッカーボールキックでのフィニッシュに「オッサンかもしれないですけど、諦めずに、歳関係なく挑戦したらいいことあるんですね」と満足げだ。
さらに「まだまだ大したことないけど頑張ります。アッシー、根性見せろよ。次の大阪大会で神経殺しでしたっけ…あれや、神経締めしたるからな」と自身が4月に敗れ、休憩を挟んだ直後の試合で太田忍と対戦する芦澤竜誠にメッセージ。なお、その隣ではマスクを脱いだ青木真也が号泣しているのだった。













