大みそかの格闘技イベント「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)で朝倉未来の弟子、ヒロヤ(25)が大金星を挙げた。

 若手格闘家育成プロジェクト「朝倉未来1年チャレンジ」の1期生。師匠の未来から薫陶を受けきたが、RIZINでは、ここまで2連敗を喫していた。しかも3戦目の相手は、修斗で9連敗から11連勝で史上初めて同時2階級制覇を成し遂げた、修斗世界ストロー&フライ級王者の新井丈(25)だ。

 とんでもない強敵が相手となり、下馬評では新井有利の声ばかりだった。実際、1ラウンド(R)から得意のタックルが決まらず、テークダウンに持ち込めない。徹底してスタンド勝負の新井から顔面、ボディーにパンチを浴びた。2Rもなかなか攻略の糸口が見えなかったが、一瞬の左フックをくらわせて逆転。新井をぐらつかせて動きを止めると、強烈な右ハイキックだ。そのままロープ際でパンチの猛ラッシュを浴びせて、2R2分53秒、豪快なTKO勝利を奪った。

 下馬評を覆して、修斗の世界王者に快勝。マイクを握ったヒロヤは「3度目の正直です!」と、RIZIN3戦目での勝利に歓喜した。さらに師匠の未来に向けて「僕は朝倉未来の背中を追ってきた。あの人の背中を追って大みそかにチャンピオンに勝つことができた。夢と希望を与えてくれて、人生を変えてくれた」と感謝を述べた。さらに「トップに行くんで期待してください」と宣言。さらなる進化を誓っていた。