大みそかの格闘技イベント「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)で那須川龍心(17)が、涙の快勝MMAデビューを飾った。
キックボクシングで9戦7勝2敗。実兄のボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級6位の〝神童〟那須川天心(25=帝拳)がリングサイドで見守る中、兄に続きRIZINのリングに登場した。
同じくMMAデビュー戦のシン・ジョンミン(17=韓国)との一戦は、いきなり1ラウンド(R)にグラウンドの下になったジョンミンに三角絞めを決められ、大ピンチ。右腕をがっちり決められたかに見えたが、驚異的な耐久力でしのぎ、すっぽりと腕を抜いて脱出してみせた。兄のMMAデビュー戦(2016年12月)を思わせる動きだ。
2Rには、タックルにきたジョンミンを上から潰してヒザ爆弾を連打。相手の脚を引いてサイドに回り、必殺のパウンドを叩き込んだ。上からボコボコとパンチをぶち込み、レフェリーが試合をストップ。2R2分16秒、TKOで白星をもぎ取った。
見事な逆転勝利に、リング上でマイクを握った龍心は「やったぞー!」と絶叫。「今回RIZIN出るにあたって、めちゃくちゃ批判的な言葉も多かったすけど」と涙声で、キックボクサーとしてのMMA挑戦に多大なプレッシャーがあったことを告白。「危なかったですけど、勝ててよかったです。これからもMMAやりたいんで、みなさん応援よろしくお願いします!」と今後もMMAとの〝二刀流〟を歩むことを宣言した。
〝神童〟の弟が、新たな一歩を踏み出した。
この日の「RIZIN.45」は「ABEMA PPV」にて放送された。












