大みそかの格闘技イベント「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)で、元K―1ファイターの〝ナマズ男〟芦澤竜誠(28)が、MMAデビュー戦で太田忍(30)に失神KO負けを喫した。

 K―1で活躍後、初参戦となった今年4月の「RIZIN.41」で、キックルールで皇治を撃破。勢いに乗ってのMMAデビュー戦は、レスリングのリオ五輪銀メダル・太田が相手だ。「ぶっ飛んだ恋の歌」を熱唱しながら入場した芦澤は、余裕しゃくしゃくの表情だった。

 ところが、1ラウンド(R)はいきなり太田の両脚タックルを浴びて、グラウンドに持ち込まれた。さらにダースチョークを狙われて、全く動けない。上の体勢からほとんど決まりかけたが、何とか下から脚を絡めてしのいだ。それもつかの間、すぐにパウンドを顔面に打ち込まれて失神状態に…。1R2分21秒、グラウンドパンチでKO負けとなった。

芦澤竜誠にパウンドを浴びせる太田忍
芦澤竜誠にパウンドを浴びせる太田忍

 芦澤はすぐに立ち上がり、太田からマイクで「あれ、何かあった? 何? そうすね、芦澤選手が真剣にMMAやっていたの知っているので、芦澤選手に拍手を」とエールを送られたものの、どう見ても何もできずの惨敗。今大会はキックボクサーのMMA挑戦が相次いだが、向き不向きがあることを浮き彫りにする結果となった。