楽天は27日に前広島の救援左腕、ニック・ターリー投手(34)と契約合意したと発表した。
ターリーは2022年に広島に加入し、今季まで2年連続で40試合以上に登板。NPBでは通算89試合で9勝5敗、36ホールド、1セーブ、防御率2・39の成績で今オフに自由契約となっていた。来季も日本でプレーすることが決まり、本人は球団を通じて「家族一同、日本に戻って東北、仙台の街やファンの皆さんと出会うことが今から待ちきれない気分です」と高揚感を抑えきれない様子で「チームの勝利に貢献できるよう、ベストを尽くしますので応援、サポートをお願いします。ガンバリマス」と意気込みを語った。
球団としては前日(26日)に前日本ハムで先発のコディ・ポンセ投手(29)と契約合意したばかり。ここまで補強に目立った動きは見られなかったが、年の瀬に立て続けに助っ人の獲得に成功した。
救援陣では海外FA権を行使した守護神の松井裕樹投手(28)が、来季からはMLBでプレーすることが濃厚。左腕に代わるクローザーは先発の柱だった則本昂大投手(33)が務める構想が掲げられている。
また、松井裕の〝海外流出〟は想定されていたこととはいえ、楽天救援陣には予想もできない事態も発生した。21年から3年連続で50試合以上に登板していた安楽智大投手(27)にパワハラ疑惑が浮上。「事実」と認定した球団側は今月1日付で自由契約、事実上の解雇とした。安楽の不祥事は看過できないものとはいえ、リリーフ陣の中でも計算が立つ一人だったことは確か。右投げ、左投げの違いはあるにせよ、ブルペン補強は不可欠な状況だった。
今季4位に終わった楽天は今江新体制で再浮上を狙う。












