ハマスがイスラエル兵を罠にはめるため、「助けて!」という子供の泣き声をスピーカーで流し、人形や赤ちゃん用のおもちゃを設置しているという。英紙サンが先日、報じた。

 イスラエル政府報道官がハマスが使用した凶悪な手法を明かした。爆発物などブービートラップの罠だらけの場所に爆弾を仕込んだ子供服や子供用リュック、赤ちゃん用おもちゃなどを設置。場所自体も踏み込めば爆発する危険性がある上、子供服などを拾っても爆弾というわけだ。

 さらにそこへ呼び寄せるためにスピーカーで「助けて、助けて」と訴える子供の声を流しているという。

 報道官は「イスラエルはガザの地下トンネルの特定の場所に子供の人質がいると見ているが、一方でハマス戦闘員がそこで待ち伏せしているシナリオも想定している」と語る。

 そんなイスラエル兵の心理状態を利用し、罠にはめようというのが人形などのトラップなのだろう。

 イスラエル軍はX(旧ツイッター)で爆発物が仕込まれたリュックなどの画像を公開。「人形やリュックは、学校や診療所などの下からつながる地下トンネルの入り口近くに意図的に置かれていた。その待ち伏せ攻撃を暴露する」と記している。