アジア王者のJ1浦和が、オランダでの知名度を上げようとしている。FWブライアン・リンセンとFWアレックス・シャルクのオランダ人選手が所属しているが、クラブW杯(サウジアラビア)に参戦していることで、変化の兆しを見せ始めている。

 浦和は15日の2回戦で北中米カリブ海王者・レオン(メキシコ)に1─0で勝利。後半途中出場のシャルクが決勝ゴールを挙げたことで、オランダメディアは、同選手の活躍をこぞって報道している。19日の準決勝で欧州王者のマンチェスター・シティーと対戦することから、さらに注目度がアップすることは間違いない。

 中には、昨夏に加入したリンセンにスポットを当てた報道も。同国メディア「NOS」は「リンセンは日本でのカルチャーショックと孤独を乗り越え、現在クラブW杯に出場している」と題して同選手を紹介した。記事の中で本人は「最初のころ、生活は単調だった。朝起きて、トレーニングして、家に帰るだけ。翌日も同じことだった」と振り返っている。

 また、同メディアは日本特派員によるJクラブのサポーター解説も伝えた。日本のサポーター文化について「この種の応援は、野球など他のクラブスポーツでは以前から日本に存在していた。そこでは、応援団がスローガンを掲げたり、踊ったり、振り付けをしたりしてチームを応援してきた。サッカーが日本で盛んになったのは、Jリーグが1993年に発足して以降のこと。それからサッカーファンは多くの要素を取り入れていった」と伝えた。

 浦和については「日本ではフーリガニズムはほとんどない。浦和では、サポーターの振る舞いが原因で、時々トラブルになることで知られている」と指摘。マンチェスターC戦の結果次第では、浦和サポーターの〝振る舞い〟が、詳しく報じられてしまうのか。