卓球の女子シングルスで世界ランキング10位の伊藤美誠(スターツ)は、ポイント奪取への挑戦権を手にした。
世界ランキング上位選手で争う女子のWTTファイナル初日(15日、愛知・名古屋金城ふ頭アリーナ)のシングルス1回戦では、アドリアナ・ディアス(23=プエルトリコ)と対戦。1―1で迎えた第3ゲームを11―3で奪うと、第4ゲームも11―5で連取し、準々決勝にコマを進めた。伊藤は「あまり体調がよくなくて、声が出しにくい状態だったけど、勝つことができて、明日も試合ができることがうれしい」と安堵の表情を浮かべた。
パリ五輪の代表選考レースは現時点で3位。シングルス代表圏内の2位にいる平野美宇(23=木下グループ)を34・5点差で追う状況だ。16日の準々決勝は、東京五輪金メダリストの陳夢(29=中国)と対戦。世界ランキング3位の難敵に勝利すれば、パリ五輪のシングルス選考ポイントを10点上積みすることができるが、伊藤は「(陳夢には)最近1ゲームもなかなか取れていないので、1ゲームを頑張って取りたい」と冷静に語った。
運命を左右する来年1月の全日本選手権(東京体育館)を前に、大きな弾みをつけることはできるか。










