来年1月2、3日に行われる第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)を前に、青学大の原晋監督(56)が、〝駅伝改革〟を提言した。

 14日、都内の日本記者クラブで会見を開き「駅伝文化が日本長距離界復活の最優先課題で、よりエンターテインメント化させて、魅力のあるツールにしていかなければならない」と力説した。

 今回の箱根駅伝は記念大会のため、例年よりも3つ出場校が増え、予選会に地方大学の参戦が許可された。原監督は、次回から出場チームを25枠に拡大し、最低でも関東で20チームの枠を確保した上で、地方枠を最大5チームとする新ルールを提案した。

 また、毎年11月に愛知県から三重県にかけて行われる全日本大学駅伝を「伊勢駅伝」と改名する案を披露。その上で、毎年1月1日に実業団チームで争われるニューイヤー駅伝についても言及した。

「群馬県で多くの協力者のもと、大会が行われているのは非常に感謝している前提として、名所を走るのが一つの演出につながるし、より注目度が集まる。例えば、京都大阪間にして、御堂筋から商店街を通り抜けて、大阪の吉本新喜劇の前をゴールにするとか。極端な話だけど、それだけ華やかな舞台をコースに設定すれば、より魅力的なコンテンツになる」

 大胆な提言も、日本長距離界を本気で発展させたいとの思いから。今後も名将は積極的に発信を続けていく構えだ。