フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)ファイナル最終日(9日、中国・北京)、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位の中田璃士(15=TOKIOインカラミ)が160・06点をマークし、合計227・77点で逆転優勝。日本男子では5人目の金メダル獲得となった。

 大舞台でも動じることはなかった。冒頭の4回転トーループを着氷させ、出来栄え点(GOE)で3・12点の加点を引き出すと、2本のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)など、全7本のジャンプを成功させた。SP、フリーともに自己ベストを更新する圧巻の演技に、指導を仰ぐ中庭健介コーチも大絶賛。祝福の言葉を掛けられると、自然と笑みがこぼれた。

 8日のジュニア女子では島田麻央(15=木下アカデミー)が連覇を達成。日本勢のジュニア男女がアベックVを成し遂げたのは、2009年大会の羽生結弦、村上佳菜子以来の快挙となった。歴史に名を刻んだ中田は「優勝したのはすごく大きなこと」と声を弾ませつつ「来季は4回転(ジャンプ)を増やして、もっと点数を出せたら」と新たな目標を掲げた。