【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑#544】ソロモン諸島は、日本人にとってはかつて第2次世界大戦中に日本軍と連合国軍との間で争奪が繰り広げられた島、ガダルカナル島があることでも知られる南太平洋のメラネシアに浮かぶ島しょ群だ。

 1568年にヨーロッパ人として初めて渡来したスペインの探検家アルバロ・デ・メンダーニャ・ネイラが、ガダルカナル島で砂金を発見し、これを古代イスラエルのソロモン王の財宝だと確信し、その名が付けられたという。UFOの目撃などオカルトの舞台としてもよく知られる一方、現地でも巨人伝説が古くから伝承されて信じられており、非常に特殊な環境や文化を生み出しているといえるだろう。

 そんなソロモン諸島では、「ドラゴン・スネーク」と呼ばれる未確認生物の目撃が報告されている。ドラゴン・スネークは、空を飛び、そして火を吐く翼竜のような生物であるといわれており、現在でもこの生物による誘拐や殺害といった被害が起こっているといわれ、現地の人々から恐れられている。

 ソロモン諸島において、ドラゴンのような生物が最初に描写されたのは、オランダの地図製作者ジョラール・ド・ジョードによる地図帳「Speculum Orbis Terrae」(1593年)と言われている。そこには、コウモリのような翼と長い尾を持つ飛行生物が描かれているのである。

 これがドラゴン・スネークを示したものであるかは定かではないが、西洋人による明確な目撃とされる報告は、20世紀に入ってなされている。

 元オーストラリア空軍のエンジニアであったマウリス・ボイラヨンは、年金生活をのんびりと過ごすため、ソロモン諸島に移住してきた。ある日、彼とその友人たちが夜釣りをしていた時、友人の一人が数キロメートル先を指さして何かを発見した。それは、直径およそ18メートルに及ぶ、星のように光を発していた存在だった。数分後、その光る存在は水中に沈み、しばらくするとさらに強い光を放って浮上してきたのだ。彼らはその光が消えるまで見続けていたというが、その後7か月もの間、実に60件もの同様の目撃情報が集まったという。

 マウリスは現地の人々から、「ドラゴン・スネークに気をつけるように」と常々、忠告を受けていたそうだ。

 このほか、現地の住民がモーターボートで釣りをしていると、近くを飛行しているドラゴン・スネークを目撃し、モーターを始動させて逃げるが、追われ続けたという話も残されている。この時、ドラゴン・スネークから発せられた光によってボートの一部が焦げ、当人もやけどを負い、病院で治療を受けたというのである。

 このドラゴン・スネークの光は、沿岸部や山岳地帯のジャングルでも頻繁に目撃されており、エサを求めて山や湖からやってくるものだと現地では考えられているようだ。

 ドラゴン・スネークについて興味深いのは、それは生物ではなく、UFOではないかと考えられている点であろう。確かに光り輝いて飛行するという点ではUFOのように思えるのもじゅうぶんにあり得る話である。冒頭でも触れたとおり、ソロモン諸島はUFOも多数目撃されており、そのためエイリアンの地下基地が存在しているのではないかともささやかれているようだ。

 一説では、ドラゴン・スネークはUFOに擬態する生物ではないかとも考えられている。ひょっとするとドラゴン・スネークは、実験により生み出された人工的な生物なのかもしれない

【参考記事】
Solomon Islands Dragon Snake
https://cryptidz.fandom.com/wiki/Solomon_Islands_Dragon_Snake
ソロモン諸島には毎日「ドラゴン・スネーク(宇宙人)」が出現、原住民を殺害している!? ~巨人とUFO地下基地の謎~
https://tocana.jp/2015/07/post_6758_entry.html

【参考動画】
https://www.youtube.com/watch?v=L_01YvZzIko&t=1s (1:07~)