来季は巻き返す。広島の栗林良吏投手(27)が28日、マツダスタジアムで契約交渉を行い、2000万円増の年俸1億1500万円で更改した。3年目の今季は自己最多の55試合に投げて3勝7敗18セーブ、防御率2・92。
苦しみ抜いたシーズンだった。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出されるも腰痛で離脱。開幕には間に合ったが、不調が続いた。5月に右内転筋筋挫傷で抹消され、復帰後も抑えから外れた。
6月15日の楽天戦後に防御率は7・47にまで悪化。ただ、そこから持ち直すと、8月中旬に再び守護神に返り咲いた。それでも栗林は「自分の負けの数がそのまま順位に反映されていると思う。チームに迷惑をかけたという思い」と話した。
入団4年目での1億円突破は森下暢仁投手(26)に並んで球団最速だ。これに栗林は「うれしい気持ちが一番」としつつも「今年の成績だけじゃなくて(球団側が)WBCを考えていっぱい上げてもらった感じ」と語った。
来季について「リーグ優勝に貢献したいのが一番。そのためには1年目の成績を出したいなと思う」と話した栗林は「投げる場所が決まっているわけではない。まずはもう一回、9回のポジションを奪い取れるようにしていきたいと思う」と意気込んだ。(金額は推定)












