大関の貫禄を示した。大相撲九州場所14日目(25日、福岡国際センター)、大関霧島(27=陸奥)が幕内熱海富士(21=伊勢ヶ浜)との2敗対決を制して12勝目。自身2度目、大関での初優勝へ王手をかけた。
左おっつけから巻き替えて2本差すと、力強く前へ出て寄り切った。取組後は「この一番にしっかり集中して相撲を取った。それが良かった」と会心の相撲を振り返った。
新大関で臨んだ7月の名古屋場所は右肋骨のケガで初日から休場。途中出場も勝ち越せず、大関2場所目をカド番で迎えた。その秋場所も9勝どまり。「新大関でケガをして休んで、カド番で苦労した。(大関の)プレッシャーもありました。何より自分のやることを、ちゃんとやろうと思った」と苦難の日々を振り返る。今場所前には精力的に出稽古を敢行し、本領を発揮。今年の白星を61勝まで伸ばし、年間最多勝も確定させた。
この日の打ち出し後に行われた取組編成会議で、26日の千秋楽は結びで大関貴景勝(27=常盤山)との対戦が決定。霧島は「(優勝は)まだ決まっていない。変わらず自分のペースでいきたい」と静かに闘志を燃やした。












