日本代表MF久保建英(22=レアル・ソシエダード)が、FKキッカーとしての〝プライド〟をにじませた。

 久保は5―0で大勝した16日の北中米W杯アジア2次予選ミャンマー戦でベンチから出番なしのまま終わった。テレビ朝日サッカー中継番組の公式「X」(旧ツイッター)は、その試合後、取材エリアに現れた久保とDF菅原由勢(23=AZアルクマール)をサッカー解説者の松木安太郎氏が取材する動画をアップした。

 その動画内で松木氏が菅原に「ゴールしたときのパフォーマンス聞いといた方がいい」と向けると、「俺がですか!」と右サイドバック。それでも松木氏は「FKで」と続けたが、菅原は久保の方を顔を向けた後「でも、蹴らせないと言われているんですよ」と明かした。すると久保は「さすがにね。嫌よ、由勢に蹴らせるの」と言い出した。

 菅原は所属クラブでセットプレーのキッカーを任させるときもあり、森保ジャパンで蹴ってもおかしくはない。それでも久保は同じピッチに立ったとき、キッカーを譲りたくない気持ちが強いようだ。誰よりも自身が適任という自信の表れと言っていい。そんな強気の姿勢も久保の強みだろう。

 次のW杯アジア2次予選シリア戦(21日、サウジアラビア・ジッダ)は、久保も出場機会がありそう。FKシーンでは自らのキックでゴールネットを揺らせるか。