ノアのGHCヘビー級王者・拳王(38)が、新日本プロレスマットに再登場する清宮海斗(27)に怒り心頭だ。

 10月28日の福岡大会でジェイク・リーを破り、約1年1か月ぶりの王座返り咲きに成功。「今年のノアは他団体絡みで盛り上がった1年だった。ここからは俺が先頭に立ってノアをレベルアップさせないといけない」と使命感に燃えている。

 新日本、全日本と交流する中で痛感したのが、「1人のスーパースターじゃなくて、団体の〝箱推し〟の人数が大事」という事実だった。「プロレス界で一番人気のあるユニットのロス・インゴ(ベルナブレス・デ・ハポン)が(5月に)全日本に出ても会場はガラガラだったじゃねえか。2023年、目先のお金を求めてプロレス界が動いて見えた答えは、団体のファンを増やすことだ」と力説する。

 そこで「ここからファンを増やすためにノアの選手全員が動いていかないといけない。なのに…」と決意を改めたところで、今度は急に怒り出した。清宮が大岩陵平とのコンビで新日本の「ワールドタッグリーグ」(20日、後楽園で開幕)出場が決定したからだ。

 今夏のG1クライマックスに続き新日本に参戦する清宮を「G1に出て一時期は話題になったが、ノアに帰ってきてから結果を残してない。知名度は上がったけど、何も還元できてないことがG1で証明されたのにまた新日本に出る必要はあるのか?」と疑問視。「今回結果を残せなかったら、ノアに帰ってくるな!」と冷たく突き放した。

 13日の新宿大会ではエキシビションマッチで元UFCファイター・佐々木憂流迦のプロレスデビューをアシスト。方舟マット底上げのため、身を粉にして動き続ける。