DeNAの今永昇太投手(30)が13日、本拠地・横浜スタジアム内で会見を行い今オフ、ポスティングシステムを利用して米メジャーリーグに挑戦することを正式表明した。

 プロ8年目左腕は2019年ごろから球団側とメジャー移籍の話を継続的に行っていたそうで、本人によればオフの契約更改の席では球団側からも「夢はどうなったのか」と米移籍を後押しされていたという。

 そのうえで今永は「17年から日本代表を経験してアジアチャンピオンシップ、プレミア12、そしてWBC。いろいろな大会を経て、身近な選手のMLB挑戦を見て自分もいつかそういう選手になれたらいいなという思いから(移籍の気持ちが)始まった」と今回の米移籍の決断に至るまでの経緯を明かした。

 また今永はもう一つの米挑戦の意図について「自分を変えたいので」と明言。「マインドの部分なんですけど、自分の生きざまとして僕自身、非常に他者の目を気にしてしまったり、いろんな人の評価を気にしてしまう性格なので。そういう自分をまず変えたい。自分の生き方を変えるのは今しかないと思ったので」と話し、30歳という節目のタイミングで移籍を決断した胸中を赤裸々に語った。

 今後は代理人と協議しながら、移籍先を模索していくが、個人的に行きたい球団や地域などは「どこもない」という。メジャー複数球団による争奪戦が予想されるが本人は「どこにいたとしても僕という人間は変わらない。(DeNAやファンに)恩返しできるように一生懸命プレーしているところを見てもらいたい」と前を向いた。

 最後は古巣やファンへの感謝の思いを胸に新たな人生の一歩を踏み出す決意を誓っていた。