全国高校サッカー選手権の青森県予選決勝が5日に行われ、青森山田が9―0で八戸学院野辺地西に圧勝して27年連続29度目の全国切符を手にした。

 決勝は7年連続同一カードとなり、またまた青森山田が圧倒。FW米谷壮史(3年)が前半だけでハットトリックを達成するなどやりたい放題で、相手の野辺地西を子ども扱いした。

 青森山田の〝強すぎる問題〟は毎年議論を呼んでおり、今年もあまりにも強すぎるゆえにやはり物議を醸した。

 ネット上では「高校野球では27年連続とかありえない。高校サッカーのマイナー化が止まらないな」「青森県はもう1枠増やした方がいいな。昨年、一昨年くらいは決勝苦戦したが青森山田はもう県予選やらなくていいわ。つまらん!」などと青森県予選のあり方に一石を投じる意見が相次いだ。

 圧倒的な実力を誇示し続ける青森山田。今季も高校サッカー界の主役であることは間違いない。