サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の池田太監督(53)が、パリ五輪アジア2次予選(ウズベキスタン)で見せたパス回しの意図を語った。
池田監督は2日、成田空港に帰国し、報道陣からの取材に応じた。日本はC組で首位通過を果たし、2月の最終予選で北朝鮮と戦う。「最終予選に進めたことをうれしく思う。ハードな戦いの中で選手たちは、しっかりと戦ってくれました」と代表メンバーをねぎらった。
10月29日のウズベキスタン戦では2―0で快勝したが、2得点後は無理に攻撃せず、パス回しで試合を終えた。その意図について「(A組首位)オーストラリアとの戦いになると、初戦がホーム、第2戦がアウェーになるので移動距離が長い。暑熱対策(日本とは季節の時期が反対)を含めて、コンディション調整が難しい」と説明した。
オーストラリアとの対戦を避けるこの戦い方に、B組3位に終わった中国メディアからの攻撃もあった。池田監督は「サッカーのとらえ方は皆さん、あると思うし私も心苦しかった。でも、勝ち上がるために取った手段。そうした意見があるのは当然だと思う」と見解を示した。
8月のW杯(オーストラリア・ニュージーランド共催)では準々決勝で無念の敗退となった。再度、世界の頂点を目指すべくパリ五輪出場権確保へ「まだ今年最後の活動がある。みんなとパリ五輪に向けて決意を固めて、最終予選を勝ち上がってパリへの切符を手にしたい」と力を込めた。










