立憲民主党の泉健太代表は2日、東京・池袋東口で開いた街頭演説会で岸田文雄首相の経済対策を厳しく批判した。

 岸田首相はこの日、所得減税などを軸とした新たな総合経済対策を閣議決定。会見では今回の対策は「デフレ完全脱却のための総合経済対策」と表現した。

 移動中に岸田首相の会見中継を聞いたという泉氏は「岸田さんは(来年)6月にデフレ脱却のために所得減税を行うと言った。みなさん、納得しないでいただきたい。もし今、デフレを脱却したい、要は消費を伸ばしたいという政策を岸田総理が訴えるのであれば、正直に言って消費税を減税した方がいい、そのほうが効果がある」と訴えた。

 消費税減税のほうが効果的である理由についてはこう主張した。

「所得税を減税した場合は、その減税された分のお金を使うかどうかは、みなさんに委ねられています。所得税を減税しても貯蓄して終わってしまうかもしれない。消費税の場合は、消費をした時に税が動きます。消費税を減税するとなれば、間違いなく消費の効果が表れる。岸田さんに言いたいのは、『総理、今さっき記者会見したけども、あなたの言っている所得減税は、消費税減税より効果が低いですよ』ということです」

 岸田首相は臨時国会の所信表明演説で「経済、経済、経済」と強調し物価高対策や経済対策の重視をアピールしている。

 しかし泉氏は「立憲は岸田総理の中身のない経済よりも、まず『給付、給付、給付』をするべきだと言っています。所得減税と給付を比べると、給付の方が即効性があり効果が高いんです。所得減税は来年6月以降にしかみなさんに恩恵を与えられない。今、物価高の時になぜ来年の話をしているのか」と訴えた。

 最近、岸田首相といえば「増税メガネ」「増税ウソメガネ」「増税クソメガネ」と政治実績などよりも〝メガネ〟に注目が集まっている。

 泉氏は「メガネの度がズレているんじゃないか、岸田さん。ピントがずれているんじゃないの。岸田総理は会見で消費を伸ばすために所得税減税、デフレを脱脚するために所得税減税と言った。これバツです」と語った。