女子プロレス「スターダム」に参戦する〝絶対不屈彼女〟こと安納サオリ(32)が、故郷に錦を飾る。

 11月18日エディオンアリーナ大阪第1競技場大会ではワンダー王者のMIRAI(23)に挑戦。今年4月に約6年3か月ぶりのスターダムマット帰還を果たしたが、同王座はかねて憧れだった。

「KAIRIさんが巻いている時も(岩谷)麻優さんが2冠で巻いた時も、遠くから見てた。白いベルトが自ら近づいてきてくれたので、私もあのベルトに触れられる位置まで来たんやなって実感した。あのベルトを自分のものにしたいですね」

 くしくもタイトル戦翌日には生まれ故郷の滋賀・大津市で凱旋自主興行(ブランチ大津京)を控えており「白いベルトを巻いて地元に帰りたい」と表情を引き締めた。

 シングルリーグ戦「5★STAR GP」ではMIRAIに直接勝利。「試合も人柄も、めっちゃ好きですよ。体も技の一つひとつが強いし、そんなしゃべったことないけど、愛される天性のものを持ってると思う」と認めつつも、「ただ、ほんまに素朴な疑問なんですけど、何でそんなに支持がないんですか?」と首をかしげた。

 自身が挑戦表明をした際も、ブーイングが全く起きなかったことを不思議に思ったという。「全部のコメントがそうとは言わないけど、安納支持の方が高い気がして」とニヤリ。自信をみなぎらせた。

 29日の東京・立川大会では刀羅ナツコ、葉月、桜井まいと「ハロウィン凶器持ち込み4WAYバトル」で激突。黒い綱を使って大暴れすると、葉月と刀羅を手錠でつなぎ排除。残る桜井をおもちゃのハンマーで殴りつけ、最後はタンタンドル(前転式ネックブリーカー)で勝利した。

「今年の私は安納サオリのブランドを高めるっていう目標でやってきたので、そのために白いベルトは通るべき道だったのかもしれない。このチャンス、絶対につかみたい」。王座戦へ弾みをつけた絶対不屈彼女の勢いは止まらない。