日本共産党の小池晃書記局長は26日に行われた参院本会議の終了後に開いた会見で、岸田文雄首相の所信表明演説に対する衆参各党代表からの質問の答弁について言及した。
岸田首相は23日の同演説で「経済、経済、経済」と連呼。この手法を各党代表が敏感に反応し質問を行った。
衆議院では立憲民主党の泉健太代表が「インフレ手当ての給付、給付、給付」、日本維新の会・馬場伸幸代表「いま必要なのは改革、改革、改革だ」、国民民主党の玉木雄一郎代表も「賃上げ、賃上げ、賃上げ」と連呼している。
この日、国民民主党の大塚耕平氏は参院代表質問で、岸田首相の〝経済連呼〟を「かつて英国のブレア首相が『教育、教育、教育』と述べた有名な演説を意識した工夫かと拝察した」と皮肉を込めた表情を見せながら指摘した。
続いて質問に立った小池氏は、同本会議質問の冒頭で岸田首相に「必要なのは反省、反省、そして転換ではないのか」と追及し質問をスタートさせている。
終了後の会見で小池氏は岸田首相の答弁について「全般でね、具体的に国会では語らないわけですよ。所得税減税や給付金の額の対象にしても。ところが新聞やテレビを見ると所得税が3万円、住民税が1万円、所得制限がどうのこうの…住民税非課税世帯には7万円の給付金、住民税の非課税世帯でもなく所得税の対象でない人には10万円。国会でね、本来説明し、議論すべきものを国会で聞いても答えずにメディアから出てくるのは、国会を軽視していると言われても仕方のない対応ではないかなと言わざるに得ないと思います」と厳しく批判した。
岸田首相の国会対応を「目に余る気がします」ともした小池氏は「率直に言って(答弁に)力がない。政策を実現する情熱を感じない、伝わってこない。歯ごたえや中身がない、しけたおせんべいみたいな、国会での答弁ぶりではないかなというふうに思います」と話した。












