新日本プロレス「スーパージュニアタッグリーグ(SJTL)」25日の後楽園ホール大会で、エル・デスペラード、マスター・ワト(26)組がBUSHI(40)、ティタン組から2勝目を挙げた。

 先シリーズの6人タッグ7番勝負を経てコンビが結成されたデスペラードとワトだが、もともとの折り合いの悪さを露呈し前夜の24日後楽園大会で初黒星。デスペラードが「やってやるから、文句言わずついて来い。俺の指示通りに動け」と連係面の改善の必要性を説いた上でこの日の3戦目を迎えた。

 ようやくチームとして機能し始めた2人は、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのマスクマンタッグと一進一退の攻防を展開する。BUSHIに対しデスペラードのスパインバスターからワトの通天閣ジャーマンと波状攻撃を仕掛けていった。

 これをティタンがカットすると、デスペラードが場外へ追いやってトぺ・コンヒーロで分断に成功。絶好のアシストを受けたワトが、BUSHIロールを回避してのレシエンテメンテⅡをさく裂させて激闘を制した。

 試合後のリング上ではデスペラードがワトに言葉をかけて先に退場。一人でマイクを握ったワトは「今日は俺たち2人、チームがつかんだ勝利だと思います。スパインバスターからの通天閣、いい流れだと俺は思います。こうやって少しずつ、俺たちタッグの絆を深めて、必ずこのSJTLを優勝します」と高らかに宣言した。

勝利したマスター・ワト(左)に声をかけるエル・デスペラード
勝利したマスター・ワト(左)に声をかけるエル・デスペラード

 一方のデスペラードは一人でコメントブースに先に現れ「1回教えてその日に勝った、そんなもん偶然でしかないじゃん。ちょっと口頭で言われて、それで分かった気になって、自信がついた…そんなもんはクズだ。カスだ、そんな自信は。違うよ。今日は全然関係ないぞ」としながらも「ただ〝初陣〟としてはいい形だったんじゃないですか?」。シングルプレーヤーとしては誰もが認める実力を誇る2人のタッグが、ようやく本格始動した。