来日中のラーズ・ヌートバー外野手(26=カージナルス)が24日に、元日本ハムの斎藤佑樹氏(35)と都内で行われたトークショーに参加した。

 斎藤氏が早実時代の2006年に日米親善高校野球大会に参加した際、当時8歳のヌートバー少年がバットボーイを務めるなど、意外な縁で結ばれた2人。

 斎藤氏が「あの時の少年が、野球選手としても人としても、これだけ素晴らしい青年になられたのは僕もうれしいです」と評すれば、ヌートバーも「斎藤佑樹さんに憧れて、彼らのように僕も日本代表でプレーしたいという思いが強くなりました」と羨望のまなざし。お互いに気の知れた仲で、ともに終始笑顔でトークショーは和やかに行われた。

旧知の斎藤佑樹氏(右)とトークショー
旧知の斎藤佑樹氏(右)とトークショー

 WBCでともに戦った恩人・大谷翔平投手(エンゼルス)に話題が及ぶと、ヌートバーのトークもより軽快に。「(20)28年の五輪に米国代表として選ばれた際には、大谷と対戦したいか」と問われると「対戦はしたくないね(笑い)対戦するのであれば悪夢だよ。100マイル以上投げて、スライダーやスプリットもこんなに変化するんだから」と本音も明かした。

 ともすれば大谷がFAでカージナルスに移籍する可能性もゼロではない。ヌートバーも「それは大歓迎。セントルイスはいいところだし、ファンも熱いから!」と喜びの表情を見せ「(難点は)日本食を食べられるところがあまりないんだよね。でも、彼の契約なら日本食をどこにでも持ってこられると思うけどね(笑い)」と話し、会場を和ませた。

 その大谷は現在、右肘内側側副靭帯損傷によりリハビリ中。懸命に復帰へ取り組む先輩に向けて、ヌートバーは「僕は彼は世界一の選手だと思っている。ケガがあっても彼は絶対に回復できると思います」と熱いエールも送った。