ソフトバンクは23日、福岡市内のホテルで小久保裕紀新監督(52)の就任会見を行った。3年連続でリーグ優勝を逃し、世代交代の過渡期を迎えているソフトバンク。古巣復帰から3年、一軍ヘッドコーチ、二軍監督を経ての登板となる小久保新監督は「美しさ」「王イズム」というキーワードを何度も口にした上で「目標はもちろんリーグ優勝、日本一」と常勝復権につながるチーム改革を誓った。

 会見に同席した王貞治球団会長(83)は「いい結果を残してほしいと思っている。しかし、監督の思うような結果が出るわけじゃない。そこで一番求められるのは忍耐、我慢。小久保新監督はファームで2年間、あの暑い筑後の中で野球をやって、選手と一緒に泥まみれになりながらやってきた。つかんだものがあると思う。この2年は財産になったと思う。そういった意味で、来年からホークスの野球を取り戻す。優勝を目指す。そういう野球をやってくれると思う」と大きな期待を寄せた。

 転換期を迎えているソフトバンク。良い時も悪い時もその変遷を見届けてきた男が、満を持してかじを握る。