日本代表DF中山雄太(ハダースフィールド)が、左サイドバックのレギュラーが確実視されながら開幕直前の重傷で欠場を余儀なくされた昨年のカタールW杯への思いを吐露した。

 中山は昨年のカタールW杯メンバーに選出を果たしながら、その直後に右アキレス腱断裂の重傷を負って無念の辞退。その後、今年8月にようやく実戦復帰を果たし、現在リーグ戦では5試合連続スタメン出場と好調を維持している。

 9日の練習後に取材に応じた中山は、出場するはずだったカタールW杯への思いを語った。

「正直、本当に半分半分。一つは、一サッカーファンとして見ていた。一応(W杯メンバーに)選出はしていただいていたので、その気持ちとしては悔しさというより、仲間の活躍に素直に喜べた。逆にクロアチア戦は出ていないけど悔しかった。そういう思いがあった」。選ばれなかった悔しさよりも、チームの一員として画面越しに〝共闘〟していたことを強調する。

 苦難の時を経て再びつかんだ代表の座。「僕自身はけがを治すという意識で取り組んでいたわけでなく〝新しい中山雄太〟として帰るというところを頭に置いて取り組んできた。それがしっかりプレーで現れるといいし、本当にプレーを楽しみにしていてください」と進化をアピールするつもりだ。

 重傷から復活を果たした中山が森保ジャパンでどんなプレーを見せてくれるか楽しみだ。