日本代表MF堂安律(25=フライブルク)が〝10番不適格〟を指摘された。
昨年のカタールW杯までの森保ジャパンでは、MF南野拓実(モナコ)がエースナンバーをつけていたが、W杯後は招集外が続き、6月の代表活動から堂安が10番を担うことになった。しかし、9月の活動で、チームはドイツに4―1、トルコに4―1で勝利するなど結果を残したが、堂安は先発したトルコ戦で前半のみのプレーに終わるなど無得点だった。
そんな中、元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が自身のユーチューブチャンネルで、9月の代表活動を踏まえた堂安について「森保ジャパンで生かせるポジション? ないです。レギュラーとしては出られない。(過去のユーチューブ動画で自身が)10番は三笘(薫=ブライトン)だと言っていた。三笘が10番だと思いますよ」と主張。ベストメンバーで先発の可能性が低い選手は、10番にふさわしくないと考えているようだ。
これまでは日本サッカー協会の公式サプライヤーであるアディダスのスパイク使用選手が10番を背負うことが多かったが、堂安はプーマと契約。プーマ契約選手の三笘が10番でも問題はないが、即座にほかの選手になることは考えにくい。次回活動以降、堂安は周囲を納得させるパフォーマンスを披露するしかない。