【取材の裏側 現場ノート】世界のサッカーシーンで日本代表の存在感が急激に増している。昨年のカタールW杯では1次リーグで優勝候補のドイツ、スペインを撃破。16強で惜しくも敗退したが、その強さは世界中を驚かせた。
そして9月の欧州遠征では、W杯の躍進がフロックではないことを証明した。ドイツとのリターンマッチでは相手のホームに乗り込んで4―1と圧勝。トルコにもゴールラッシュで4―2と危なげなく勝ち、もはや強豪国としての〝貫禄〟すら出てきた。
MF三笘薫(26=ブライトン)やMF久保建英(22=レアル・ソシエダード)など世界トップレベルで活躍する選手が次々と台頭して、チーム全体のレベルアップが図られていることが大きいが、評価を高めているのは選手だけではない。森保一監督(55)だ。
W杯では、その采配や指導力が世界中のファンやメディアから称賛され、海外のサッカー関係者の間でも評価が爆上がりしている。
9月の2連戦後、そのまま欧州に滞在して視察を終えた森保監督は、帰国した際に「以前より、W杯の後から声をかけられることが多くなった。現地(欧州)の方々もそうだし、アジアの方々も。そこは、以前よりも多くなった」と強調。〝モリヤス〟の名が世界で浸透している実感を語った。
W杯前はアジア予選の苦戦から猛批判を浴びる時期もあったが、いまや世界的名将へと上り詰めようとしている。評価の上げ幅は、イレブンをもしのぐほどの急騰ぶりだ。












