バレーボール男子日本代表の主将・石川祐希(27=ミラノ)は、早くも次なる目標を見据えている。

 2024年パリ五輪予選を兼ねた男子W杯6日目(7日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で、世界ランキング4位の日本は同7位のスロベニアと対戦し、3―0でストレート勝ち。2大会連続の五輪出場を決めた。頼れるエースはチームトップの15得点をマーク。「本当に最高のメンバーだと思う。自分たちの強さをみなさんに証明できた。五輪の切符を取ると言ってずっとやってきたので、それをみなさんに見せることができて、そしてみなさんと喜べてとても幸せです」と声を震わせた。

 今大会は2戦目で格下のエジプト(1日)にまさかの敗戦。苦境に立たされたが、1つの壁を乗り越えた。「ここで勝って、余裕を持った方がパリ五輪にも準備ができる」とメリットを口にした上で「強いチームが今大会を勝ち抜いて五輪に出場できると思っている。今大会で勝ち抜けたので、メダルを目指せるチームにはなっている」と高評価を下した。

 悲願達成に向けては、本番までの過ごし方が重要になってくる。「来年の代表シーズンまでチームでは練習をしない。それぞれの所属チームに帰って、それぞれバラバラになるので、来年まで個人でしっかりレベルアップすることが必要」と気を引き締めた。

 石川が目指すはチームを勝利に導く選手。大黒柱の進化はまだまだ止まらない。