ボクシング元世界3階級制覇王者で「3150ファイト」のファウンダーを務める亀田興毅氏(36)が、元世界2階級制覇王者で弟の亀田和毅(32=TMK)と、WBC&WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(30=大橋)との対戦への思いを明かした。

 怪物とフェザー級での激突を口にしていた和毅は、ABEMA公式ユーチューブチャンネル「ABEMA ボクシング」で「自分の今の最大のモチベーションは、井上チャンピオンを倒すこと」と〝対戦要求〟。同動画に出演した父の史郎氏は「(井上と比べて)持っているものは、俺は負けていないと思うてんねん」と期待の大きさを口にした。

 果たして対戦は実現するのか。興毅氏は「階級が変わると、対戦相手もプレーも変わってくるので、まずは和毅が、フェザー級でどんな試合をするかを見てから。2人にはそれぞれの進んでいる道が別々にあって、最終的に2人が交わるのかどうかは、それはタイミング的なところもある」と慎重な姿勢を示した。

 史郎氏の強気な発言についても「親としての目線もあるだろうし、(大毅も含め)世界一になった子供を3人育ててきて、(和毅に)何か感じるものがあるのでは。自分は(見てからでないと)わからない」と話すにとどめたが、兄として、ボクシングファンとしての思いもある。「普段(ボクシングを)あまり見ない人にも広がるだろうし、人気の拡大にもつながる。実現したら面白い」

 井上は先月のトークイベントで「再来年くらいにフェザー級にいければ」と語っており、和毅がフェザー級で王者になって迎え撃つことが実現の近道だろう。そのためにも、同級初戦となるレラト・ドラミニ(南アフリカ)とのIBF世界同級2位決定戦(7日、東京・大田区総合体育館)は絶対に負けられない。