フィギュアスケート男子で昨季の四大陸選手権と世界ジュニア選手権を制した三浦佳生(18=オリエンタルバイオ・目黒日大高)がまさかのハプニングに見舞われた。

 東京選手権2日目(23日、東京・ダイドードリンコアイスアリーナ)の男子ショートプログラム(SP)を前に行われた朝の公式練習内で、三浦と他選手が衝突する事態が発生。三浦は「自分がいるときに、横から選手が結構スピードのある状態で来たので、自分の方に負荷がかかった」。現段階では腰の肉離れと聞いているという。

 万全な状態ではない中での演技だったが、SP曲「This Place Was A Shelter」に合わせ、冒頭の4回転サルコー―3回転トーループの連続ジャンプを着氷させた。3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)は回転が抜け、4回転トーループは着氷が乱れたものの、81・92点をマーク。「今自分ができる中ではよかったと思う。ベストです」と一定の評価を下した。

 まだシーズンが始まったばかり。しかし、三浦の脳内にフリー(24日)を欠場する選択肢はない。「出場しないと全日本(選手権、12月・長野)に行けない。明日(24日)は今から自分のできることを考えて、4分間滑り切ることを目標に頑張りたい」と決意表明。年末の日本一決定戦に向けて、最初の壁を乗り越えることはできるか。