メキシコのセルヒオ・カルロス・グティエレス・ルナ下院前議長がメキシコ国立自治大学(UNAM)に対し、「宇宙人のミイラ」を徹底解析するよう文書で要請した。UFO研究家ハイメ・マウサン氏が21日、文書をX(旧ツイッター)で公開した。

 メキシコ議会で12日、UFO公聴会(未確認異常現象規制公聴会)が開催され、マウサン氏によって「宇宙人のミイラ」が披露された。世界中のUFOファンが大騒ぎしている一方、信ぴょう性に疑問が出ている。

 このミイラを1000年前のものと年代測定したのはUNAM。しかし、UNAMは「送られてきたサンプルを年代測定しただけで、サンプルの由来については調べていない。これまでに地球外生命体や異世界文明からの訪問の証拠を示す観察報告や実験報告は存在しない」と騒動から距離を置いていた。

 しかし、グティエレス議員が19日付の文書で「UNAMに指示します。遺体または遺骨の科学的、客観的、専門的で徹底かつ透明な分析を実施すること。国民の代表として、国民の要望に耳を傾け、これを伝える義務に従って、名門大学に要望を送ります」と命じた。

 UNAMが本気で解析すれば、「宇宙人のミイラ」の正体が完全に分かることになる。マウサン氏はミイラが「非人間的」なものだという自信があるのだろう。