チーム最年少のサーバーが試合を決めた。来夏のパリ五輪予選を兼ねたバレーボール女子W杯4日目(20日、東京・国立代々木競技場)で世界ランキング8位の日本は、同18位のブルガリアを3―0のストレートで下し、開幕から無傷の4連勝を飾った。

 会場に響き渡る子供たちによる「いけー」の声がボールに乗り移った。第1セットを25―20、第2セットを25―13で奪うと、第3セットも日本ペースで試合が進む。最後は和田由紀子(21=JT)が強烈なサービスエースで締めくくった。試合後には「3日間通して納得がいかないサーブもあったが、やっとしっかりサーブを打てて安心です」とホッとした表情を浮かべた。

 今大会は3つのプールで各8チームが総当たり戦を実施し、上位2チームがパリ五輪切符を獲得。日本は残りの3試合で世界ランキング13位のベルギー(22日)、同1位のトルコ(23日)、同4位のブラジル(24日)と対戦。今後はより厳しい戦いとなるが、和田は「苦しい場面やリードしている場面、いろんな場面でサーブが回ってくると思う。状況に応じてしっかり自分の役割を果たせるように頑張っていきたい」と頼もしい言葉を残した。

 大会関係者も「この試合にストレートで勝てれば、パリが見えてくる」と語っていた中で、きっちり白星を挙げた日本。この勢いで連勝街道を突っ走ることはできるか。