今回もダメなのか…。大相撲秋場所10日目(19日、東京・両国国技館)、元大関の幕内高安(33=田子ノ浦)が幕内熱海富士(21=伊勢ヶ浜)に屈して2敗目。1敗対決で完敗を喫し、優勝争いのトップから転落した。相手に押し倒された直後には腰に手を当てるしぐさ。花道を引き揚げる際には付け人の肩を借り、苦悶の表情を浮かべた。
支度部屋では「しょうがない。弱いから負けた」と意気消沈。前日9日目(18日)の取組後も相撲診療所へ向かっており、持病の腰痛が悪化している可能性もある。審判部長の佐渡ヶ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「高安は腰が…。何ともなければいいんですけど」と心配そうにつぶやいた。高安にとって、優勝争いは〝鬼門〟でもある。
昨年は6場所中3場所で終盤までV争い。そのうち2度は優勝決定戦に進みながら、賜杯には届かなかった。2021年春場所は10日目の時点で後続に2差をつける独走から急失速でV逸。18年九州場所は14日目までトップ並走も、千秋楽に涙をのんだ。元大関に悲願達成の日は訪れるのか。












