オランダ1部フェイエノールトの日本代表FW上田綺世が、〝出場直訴〟をアルネ・スロット監督から却下された。

 9日の国際親善試合ドイツ戦でゴールを決めた上田は4―1の勝利に貢献したが、左脚を痛めて代表活動を途中離脱してチームに戻った。フェイエノールトは数週間の離脱を発表。セルティック(スコットランド)との欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ初戦(19日)出場は絶望的となっていた。

 しかしオランダメディア「FCアップデート」によると、上田は、スポーツメディア「ESPN」記者に「もし監督が火曜日(セルティック戦)に僕を必要とするなら、先発する可能性もある」と話したという。同記者がスロット監督に、その話をぶつけると、笑いながらこう返答したという。

「上田は、5人の日本人選手が所属するセルティックとの試合に出たいんだ。私は何度も『セルティック戦の準備はどうか』と聞いたら、同じことを言っていたよ。日本人のメンタリティーで監督にノーを言いづらいんだろうね。だけど、メディカルスタッフは完全にノーの判断だから、起用なんかしたら、彼らに殺されちゃうよ」

 もちろん指揮官としたら、エースFWのサンティアゴ・ヒメネスが出場停止で上田を起用したいところだが、そんな状態ではないというわけだ。現地メディアは、10月4日のCL1次リーグのアトレチコ・マドリード(スペイン)戦で上田が復帰する見通しを伝えている。