マジック「1」としたプロ野球セ・リーグの阪神タイガースは、早ければ14日に甲子園球場で行われる巨人戦で優勝が決まる。優勝となれば18年ぶりということで大阪の街も期待感が渦巻いている。

 今年春のWBCで〝WBC休暇〟を導入した企業もさっそく社内パブリックビューイング(PV)の予定を立てている。大阪市のコンサルタント会社「トゥモローゲート」の担当者は「WBC休暇と同じように社内でPVを実施する予定です。今回は休暇とまではならないですが、希望する社員とその家族で集まって応援します」と話した。

 WBC決勝は平日の午前中に開催だったため、同社ではその日の午前を〝WBC休暇〟とし、社内でPVを行い、希望した社員らで侍ジャパンの優勝を見守った。今回は阪神の〝アレ〟を見守ることになる。

 問題はWBCと違っていつ決まるか分からない点だ。「14日から決まるまで毎日オフィスを開放してPVをします。もちろん土日は休みですが、オフィスの近くに住む社員らもいますから。とりあえず月曜の18日まで予定しています」(同)とアレ待ちをし続けるという。

 同社のオフィスには福利厚生の一環でバーが設置されており、午後6時以降はアルコールやソフトドリンクが社員に無料で提供されている。アレ待ちのPVでもバーを利用しつつ、お菓子をツマミながら応援することになるという。

 それにしてもなぜ社内PVなのか。「弊社の経営理念は『大阪で一番オモシロイ』会社になることです。同じ関西の阪神を応援したい。また、行動基準に『仲間を愛し家族を大切にしよう』というのがあります。社内PVはこれを体現できる。社員同士のコミュニケーションが活性化し、スポーツから学べることもある。それは会社の利益にもなります」(同)

 アレが企業のモチベーションにもなるか。