寿司チェーン「すしざんまい」を運営する「喜代村」が20日、東京・築地のすしざんまい本店で、「セリで競り落とされた最も高価なマグロ」として、ギネス世界記録認定証を授与された。

 ギネス認定されたのは、今年1月5日に豊洲市場の初競りで、史上最高値となる5億1030万円(キロ単価210万円)で落札した青森県大間産本マグロ。

 同社のギネス受賞は、17年に、13年の初競りで落札した1億5540万円の本マグロが同タイトルで認定されて以来、2回目だ。

 木村清社長(74)は、ギネス認定されたマグロを振り返り「相手と競って、5億1030万円で買わせていただいた」とし、「これからもずーっと、いいマグロをお客様に提供する」と誓った。

 続けて「当店では常に1番いいマグロを出し続けている」とした上で「他の店とうちの店のマグロを食べて、もし他の店がおいしいってなったら、ぜひ僕も食べに行って勉強させていただく!」と力を込めた。

 この日は開店25周年の記念日。25年前と比べて「マグロの量が10倍ぐらい増えた。世界中で1年間を通して皆さんに、マグロを提供できるようになった」と話す。改めて「来年も目指す?」の質問には「1番いいマグロは取ります!」と宣言した。

 スタッフに話を聞くと、やはり初競りの影響がすさまじかったという。「外国の方にも知っていただいて、反響が今でも続いている」と笑顔だ。

 社長の長男・政輝さんも「自分たちの記録を塗り替えただけだけど、今回の記録は塗り替えられない」とにっこり。昨日で74歳の誕生日を迎えた社長について「元気の秘訣は仕事なんじゃないかな。『あと30年は(社長を)やる』って言ってました」と明かした。