陸上世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)の女子やり投げで金メダルに輝いた北口榛花(25=JAL)が3日、拠点を置くチェコのホドニンで開催された競技会に出場。60メートル06をマークして〝凱旋優勝〟を果たした。同大会には72メートル28の世界記録を持ち、現役引退の意向を示しているバルボラ・シュポタコバ(42=チェコ)も出場。55メートル40で3位に入った。

 そうした中、チェコメディア「iDNES」は北口の特集記事を掲載。「25歳のキタグチは、17歳年上の五輪女王であるシュポタコバへの敬意を隠していない」とした上で、北口が「私はユーチューブでバラ(シュポタコバ)の投てきをたくさん見ました。私は彼女のスタイルがとても好きです。私も70メートル以上を投げたいです。私にはまだやるべきことがたくさんあります」と語ったことを伝えた。

 さらに「(チェコの)国内競技会でのスタートは大きな注目を集めた。キタグチはレース後、サインに応じたり、応援に来た日本人観光客のグループに立ち寄り、家族にあいさつしたりした」「新たな世界女王に選ばれた彼女は、ホドニンとその周辺で2日足らずを楽しんだ。朝食後、彼女はコーチのデービット・セケラックとともに近くのレドニツェ・ヴァルチツェ地区へ行き、良い天気の中で散歩を楽しんだ」などと一挙手一投足を紹介した。

 また、同メディアは北口が所属するクラブチームの監督を務めるヤクブ・クバレク氏が「ハルカはスポーツ界全体にポジティブな感情をもたらす人物です。彼女は世界選手権のメダリストです。彼女がチームにいることは素晴らしいことだし、彼女が私たちと一緒にここにいられることをうれしく思う」と語ったことも報じている。